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デニステン 四大陸選手権2015の神SP『カルーソ』に感動! 【動画アリ】

      2015/06/26

今回当ブログで取り上げるのは、カザフスタンのデニス・テン選手(21)です。

 

2015.02.13ten

 

キメましたね。カザフスタンの英雄、テン殿下!

これまでの彼の傑作といえば、やはり2012-2013期の世界選手権のフリーでしたが、

今季の四大陸選手権におけるショートは、それに匹敵する神演技を披露してくれました!!

 

今回のそのSP『カルーソ』を紹介するとともに、

テン選手の持ち味といいますか、魅力を伝えられたらなと思います。

 

 

デニステン 四大陸選手権2015の神SP『カルーソ』に感動!【動画アリ】

について書いていますので、
興味を持たれた方は、是非続きを御覧ください。

 

 

 

 

 

デニステン 四大陸選手権2015の神SP『カルーソ』に感動!【動画アリ】

 

若干画質が悪いですが、まず動画を貼りますね。

 

現在、何故かISUのリザルトのページへの接続が悪いので、各要素の加点具合はわかりませんが、

大まかなスコアは以下の通りですね。

技術点:52.86
演技構成点:44.75
SP総合得点:97.61(パーソナルベスト更新&SP世界歴代4位)

 

追記:プロトコル見れましたので、貼っておきますね。

デニステン プロトコル

 

 

■やっと揃った!ジャンプについて。

 

この演技に対しては一体何から書いていいのやらという感じなのですが、まずはジャンプ要素から触れていきましょう。

テン選手は結構波が激しい選手で、SPでも全てをクリーンに決めることは中々ないのですが、

今回は申し分の無い、完璧なジャンプでした。

 

ジャンプの要素としては、

 

1.4回転トゥループ
2.トリプルアクセル
3.3回転ルッツ+3回転トゥループ

 

と、繋ぎなどを無視して要素だけみれば羽生選手と全く同じ構成なのですが、

冒頭の4回転は、空中の軸、着氷後の流れ、どれをとっても素晴らしく非の打ち所が無いです。

 

次に2本目のアクセルについて。

彼のアクセルと言えば、ジャンプ直前までの長い”溜め”が特徴的ですが、

若干軸がブレたものの、圧巻の高さを稼ぐことができていたので十分修正も間に合っており、これも危なげなく成功。

最後のコンビネーションに関しましては、彼は滅多に失敗しないので安心して見ていたのですが、しっかりと決めてくれましたね。

 

さて、ここからはテン選手の見せ場のステップシークエンスが始まるのですが、

これについては次の項で書いていきますね。

 

 

 

■流石殿下のステップ!!

 

テン選手のステップは昔から定評がありましたが、今回は従来のステップから更にブラッシュアップされていました。

 

 

この使用曲、『カルーソ』(歌手はパバロッティ)は世界でもかなり有名なオペラ曲で、

結婚した妻をイタリアに残し、アメリカへと旅立つダンサーの悲恋さを歌ったものなのですが、

ダンサーの持つ妻への愛情と葛藤を見事に表現し、深いエッジと体を上手く使った、ダイナミックなステップだったと思います。

 

今季から使用曲でボーカル入りがOKになりましたが、インスト曲ではなくボーカル入り曲を使うとなると、

歌手の歌声に持っていかれないような強い演技が必要になるのですが、テン選手は見事に曲を見方につけています。

それは丁度、つい先日引退された町田さんの第九交響曲と同じくらいハマっていたのではないかとも感じますね。

 

結果としてはもちろんレベル4!

そして、なんとオール3、完全満点のGOE+2.10で6.00点も稼いでますね!!!

もうこれには、流石殿下!と言うしかありませんね。

 

 

*****

 

ところで、話題が少しそれますが、実はテン選手は過去に音楽学校に通っていたという経歴があるようですね。

http://www.sports.ru/others/figure-skating/155246024.html

2013/12/19 デニス・テン「引退したら音楽に身を捧げるつもりだ」

フィギュアスケート男子シングル世界選手権メダリスト、デニス・テンは、スポーツ選手としての現役を引退したら、音楽家になる計画だと語った。

「僕は音楽学校で五年間学んで卒業している。合唱で歌っていたし、合唱オリンピックで優勝したこともある。今は計画表がびっしりで、1日に五回トレーニングを行っているので、音楽にあまり時間を割けないでいる。しかし、フィギュアスケーターとしての選手生活から引退したら、音楽シーンでも成功を収めるようやってみるつもりだ。

合唱オリンピックとはなんぞ・・・!?

という感じなのですが、とにかくかなり”ガチ”で音楽の勉強をしていたそうですね。

 

こういった学問領域における音楽の教養とか感性というものは、

演技構成点でいえば「曲の解釈」の部分に大きく結びつくかと思うのですが、

今回の演技ではしっかりと9点台を確保しているので、その経歴も納得!と腑に落ちました。

 

さて、最後になりますが、テン選手にはまだフリーの演技が残っていますので、

是非ともフリーでもこの流れを維持してほしいですね!(エリック杯の時のようにはならないでくれ!!笑)

 


 

今回の記事はこれで終わります。

最後までご覧いただき、有難うございました。

 

 - ◯フィギュアスケート, デニス・テン

たつまに
男でフィギュアスケートにハマってしまった学生。羽生結弦選手は、人間としてもスポーツマンとしても、尊敬している人物です。。twitterもしていますので、フォローしていただけると嬉しいです↓↓

Comment

  1. upanddown1225 より:

    初めまして テン君すごすぎですね。私は、FSの曲が印象に残っていて動画を探していたらこのSPのカルーソに出合いました。ドラマティックな曲を滑らせて彼にかなう人はいるだろうか?って感じです。だからと言って入り込み過ぎて暑苦しいというところはなくうまく抑制が効いているのです。品の良さを感じます。現役男子の中で今一番好きかもしれません。2009 WC FSはラフマニノフでタラソワコーチですから真央ちゃんのFSと似ている気がします。15歳ですから少年の顔で初々しいですよ。体調が悪いのかGPFで見ることができなかったのは残念 早く元気な姿を見たいですね。
    またテン君の情報があれば取り上げて下さい。

    • たつまに たつまに より:

      テン選手はGPF進出することはできませんでしたが、最近調子をあげてきていますよ!
      彼の後光が射して見えるような上品なスケーティングは本当に唯一だと思います。

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