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ISU総会(2016年)の議題が公開に!GOE10段階制、5コンポーネンツの改定等様々な提案が議論される予定。

      2016/06/11

 

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フィギュアスケートにおけるルールの大きな改正は2年に1度行われていますが、各団体が提出する様々な提案に大して議論を行うISU総会の議題が公開されました。

公開された文書は1日では到底読めないほどの分量であり、僕としましても数分で挫折しましたので(笑)今回は、シングル種目に関するものに絞って、「これは」と思ったものをピックアップして紹介させていただこうと思います。

ISU総会の議題の内容とは・・・?

※ソースはこちら。今回はこの文書のP.98から記載されている「Ⅲ.PROPOSALS FOR THE FIGURE SKATING SECTION:フィギュアスケートセクションの提案」の項目にスポットを当てています。

先述の通り、ISU総会では、各国のスケ連や技術委員会が作成した提案を議論するという形になっており(多分)シングル種目に関係する提案だけでも山程あるわけですが、その内のいくつかを、出来る限りシンプルに紹介します。

(詳細が知りたい方は上のリンクから確認してみてください。)

 

■GOE10段階制の提案

提出:技術委員会(シングル&ペア&ダンス)

内容:2018-2019シーズンより、現行の7段階評価(-3~+3)から10段階評価に変更する。

理由:質の評価により多くの可能性を持たせるため。

 

5コンポーネンツの改定案

提出:技術委員会(シングル&ペア&ダンス)

内容:現行の5コンポーネンツは、

  • Skating Skills(スケート技術)
  • Transitions/Linking Footwork/Movement(要素のつなぎ)
  • Performance/Execution(パフォーマンス/身のこなし)
  • Choreography/Composition(振り付け/構成)
  • Interpretation(曲の解釈)

の5つで構成されているが、これを、

  • Skating Skills(スケート技術)
  • Transitions(要素のつなぎ)
  • Performance(パフォーマンス)
  • Composition(構成)
  • Interpretation of the Music※(曲の解釈)※アイスダンスのみTiming(タイミング)が追加。

 

に変更する。各項目の評価観点は以下の通り。

スケート技術
ディープエッジ、ステップ、ターンの活用
・バランス、リズミカルな膝の動き、足の位置の正確さ
・流れと滑り
・多彩な力の活用、スピード、加速
・多方向への滑りの活用
・一本足での滑りの活用

要素のつなぎ
ある要素から別の要素への連続性
・多様性
・難易度の高さ
・質

パフォーマンス
身体的、情緒的、理知的な関わり
・動作の明瞭さ、身のこなし
・多様性と動作のコントラスト、エネルギー
・特徴/個性

構成
・アイディア、コンセプト、洞察力、雰囲気
・パターン/リンクのカバー率
・空間の多方向の活用、動きのデザイン
・音楽のフレーズに合致した動きの構成
・構成の独自性

曲の解釈
曲における人物、感情、リズムの表現
・音楽の詳細やニュアンスを反映した技巧の活用

理由:(各項目間の)想定される重複を避け、基準をより明確で理解しやすいものにするため。

 

■ウォームアップ時間の変更

提出:技術委員会(シングル&ペア&ダンス)

内容:2018-2019シーズンより、シングル、ペア、アイスダンスのショートプログラム、ショートダンスのウォームアップ(今の6分間練習)を最大4分に、フリープログラム、フリーダンスの時間を最大5分にする。

理由:大会の時間を短くするための一つの目安であるから。

 

■女子ショートプログラムの必須スピンの変更

提出:技術委員会(シングル&ペア)

内容:現行のルールでは、女子はショートプログラムにおいてレイバックスピンを実行する必要があるが、これを、「レイバックか、サイドウェイズ・リーニングスピン、または足換え無しの単一姿勢のスピン」のいずれかとする。

理由:レイバックスピンの必須化は、結果として多くの背中の怪我を生むため。

 

■フリープログラムのジャンプ数制限の変更

提出:技術委員会(シングル&ペア)

内容:現行のルールでは、ジュニアの男女とシニアの女子のジャンプの本数が最大7本までとなっており、シニアの男子のみが最大8本までとなっているが、2018-2019シーズンより、シニア/ジュニアに関わらず全ての種目においてジャンプの最大数を7本までとする。

理由:プログラムの持続時間を短くするため。

 

■転倒に対する減点の厳格化案

提出:技術委員会(シングル&ペア)

内容:現行ルールでは何度転倒しても、それぞれの減点は-1.0であるが、これを2度目までの転倒の減点を-1.0とし、3度目、4度目を-2.0、5回以上を-3.0とする。

理由:シングルの減点を増やすため。

 

これらを含む議題について討論される総会は、6月に開催されることになっています。

ざっと見た感想

 

あんまりにも量が多く、専門的な単語が多いので流し読み程度しかしていませんが、今回の議題に見られる共通した方針はこんな感じじゃないかなぁと思います↓↓

・大会時間の短縮
・ルールの簡素化
・ルールの厳しさの調整(厳しすぎるルールの排除)

まぁ、今まで通りっちゃ今まで通りなんですが、大会時間の短縮が必要とされているというのは知りませんでした。6連の数分の時間でさえも削りたいという案があるということは、それほど深刻な問題なのでしょうか?ちょっと気になりますね。

あと、厳しすぎるルールの排除に関しましては、過去記事で紹介しました「ザヤックルールの緩和」の議題も掲載されていました(この記事には載せていません)。蛇足ですが、ザヤ緩和案の理由の部分がとても面白くて、「Reason: The current penalty is too harsh(理由:今のルールは厳しすぎる!)」とストレートに書いてあるんですよね。いや、これを決めたのあなた達でしょっていう笑

 

ということで、ちょっと脱線してしまいましたが、今回の総会の議題で僕が気になった部分は記事に載せた通りです。ただ、現時点ではごく一部しか目を通しておらず、今後読み進めていった時に興味深いものがあればまた記事を投稿していきますので、その時はよろしくお願い致します^^

 


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たつまに
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