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【海外記事】『ジジュン・リー:「最高の私をお見せします」』

   

 

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2015-2016シーズンは様々な選手が「ブレークスルー」を起こしてきましたが、今回の主人公となる中国のジジュン・リー選手もその1人であり、それまで長らく悩まされてきたスタミナ不足の問題を大きく改善し、世界選手権のSPでは自身のパーソナルベストを更新しました。

今回ご紹介させていただく海外記事、『Zijun Li: ‘You will see the best of me’』(ジジュン・リー:「最高の私をお見せします」)では、そんなジジュン選手のスタミナ問題の克服から来季の展望までが語られています。とても面白い記事ですので、興味を持たれた方は是非とも続きを御覧ください。

✔『ジジュン・リー:「最高の私をお見せします」』

 

※元記事のURLはこちらです。今回はこの記事の中で印象にに残った部分を和訳しています↓↓

 

■スタミナ不足の問題

Lack of stamina has been a constant struggle for China’s Zijun Li this past 2015-16 figure skating season. In September 2015, while skating to her free program in the qualification event of the Chinese National Winter Games in Ürümqi, China, she lost consciousness when the program ended and was carried out of the rink by her teammates.

去る2015-2016シーズン、中国のジジュンはスタミナ不足に苦しみ続けた。2015年の9月、ウルムチで開催された中国人民共和国全国冬季運動会では、プログラムの終了と同時に気を失い、彼女はチームメイトによってリンクの外に運ばれたのである。

the 19-year-old always had difficulty delivering a complete program in the free skate, and especially struggled to execute the elements well in the second half of the program. The skater felt she did “not having any strength and needed to fight to hang on.” As a result, the 2014 Four Continents bronze medalist finished ninth, seventh, and 10th in the events, respectively.

この19歳のスケーターは、常にフリーでクリーンな演技を披露することに(特に、演技後半で要素を上手く実行することに)苦労していた。このことに彼女は「私は全く体力が無く、耐えぬくために戦う必要がある」と感じていたという。結果として、2014年の四大陸選手権銅メダリストは中国杯では9位、NHK杯では7位、2016年の同大会では10位に終わった。

 

■F.キャロルコーチの元で敢行した「怪物級のトレーニング」

On the first day of March, in order to prepare for the upcoming World Championships in Boston, Mass., the student of Haijun Gao went to Los Angeles, Calif., and started what she referred to as “monster training” under Frank Carroll.

3月1日、高海軍の生徒(ジジュン)は来るボストンでの世界選手権に備えるために、フランク・キャロルコーチの元で「怪物級のトレーニング」とする練習を開始した。

“There are many run-through practices every day. I always lost my stamina in the second half of the program, and could barely hang on. It was such a suffering for me at the beginning. Every day I felt like my legs were broken and found it difficult even to stand, but Frank was very strict and asked me to carry on.”

「毎日、何度もランスルー(通し練習)があります。私はいつも演技の後半にスタミナが切れ、辛うじて耐え切ることができています。当初は非常に苦しみ、毎日脚が折れたようになって、立つことすらままなりませんでしたが、フランクはとても厳格で、それを乗り越えるように求められました」

 

■試練を乗り越えて得た「成長」

The result of a full month of “monster training” was displayed at Worlds. In the short program, the skater who finished ninth the previous year, delivered a very strong performance, receiving positive Grades of Execution (GOE) in all her elements, as well as level fours in all her spins and steps. As a result, she was rewarded 65.39 points, a personal best in her career so far.

「怪物級のトレーニング」の成果は世界選手権に現れた。前回大会では最終9位に終わったジジュンであったが、ショートプログラムでは非常に力強い演技を披露し、全ての要素のプラスのGOEと、全てのスピンとステップでレベル4を獲得した。結果として彼女は、65.39点という得点で自身のパーソナルベストを更新したのである。

“I want to give myself full marks on my performance,” the skater commented with a huge smile on her face. “Before the competition, I told myself that this would be my last competition this season and the last time I skate to Claire de Lune. I knew I was very well-prepared. I wasn’t afraid, so I must do the best I could.”

ジジュンは満面の笑みで「自分のパフォーマンスには満点を付けたいです」とコメントを残した。「大会の前、私は自分自身に”これが今シーズン最後の大会で、『Claire de Lune』を滑る最後の時なんだ。”と言い聞かせました。準備も万端で、恐れていませんでしたので、ベストを尽くせるに違いありません」

She also felt the huge improvement on her stamina. “After the program, I didn’t feel very tired, and I felt I had plenty of energy left to carry on. It was better than I expected. Now I can be more confident and relaxed for my free skate.”

また、彼女はスタミナの向上を大いに感じていた。「プログラムの後、非常に疲れたというわけではありませんでしたし、まだ豊富なエネルギーが残っていると感じました。これは私が予想していたよりも良かったです。これでより自身を持って、リラックスしてフリーに望めます」

 

■フリーでは細やかなミスはあったが・・・

“Although I didn’t make any big mistakes and refreshed my season’s best, it wasn’t the best I can do,” she said. “I think my body was a bit tight, and considering what I have been doing in training, I could definitely do better.”

In retrospect of the past season, the skater who finished 11th at Worlds considered it a “personal breakthrough” both physically and mentally.

「大きなミスはありませんでしたし、パーソナルベストも更新できましたが、フリーは私のベストな演技ではありませんでした」と彼女は語る。「ただ、私の体は少し強くなっていましたし、これまでトレーニングしてきたことを考慮にいれると、間違いなくより良い演技を披露することができたと思います」

去るシーズンを回顧するに、世界選手権で11位に付けたこのスケーターはそれを、身体的・精神的な「自分自身の限界点突破」だと捉えた。

 

■次のシーズンも最優先事項は「スタミナの改善」に

“Without good stamina, you cannot pay attention to performing and thus, cannot impress the audience,” noted the skater. “I think my style on the ice is more on the elegant, introverted side instead of high-profile, extroverted side, so it is very important that I continue to strengthen my stamina so as to ensure I have energy left to connect with the audience through my performance.”

「豊富な体力が無ければ演技に集中することができませんし、観客の人々を感動させることはできません」と言及する。「私が思うに、表現を明確にしたものよりも、優雅で内々から感情を表現していくのが自分のスタイルだと思っています。ですから、演技を通して観客の方々と感情を結び付けるための体力を確実に残すためには、自分のスタミナを強化し続けることがとても重要です」

The Chinese National Winter Games winner also aims to “bring back” what she used to be able to do before puberty and the stamina issue hit her.

“I need to bring back my triple flip-triple toe combination without under-rotation and I want to try another half loop-triple Salchow combination,” stated Li, adding that she wanted to improve her Lutz. “Next season, I want to regain my best condition and further improve from there.”

中華人民共和国全国冬季運動会の優勝者(ジジュン)は、体型変化やスタミナ問題が浮上する前にはできていたことを”取り戻す”ことを目指している。

「私は回転不足無しの3F-3Tを取り戻す必要がありますし、別のハーフループ-トリプルサルコウの3連ジャンプを習得したいと思っています」とリは主張する。それに加えて、ルッツのあ改善については「次のシーズンには、最高のコンディションを取り戻し、さらに改善していきたいです」と語る。

 

■未来への誓い

With regained confidence and motivation, Li is now looking forward to the future, and firmly stated, “You will definitely see the best of me next season, definitely, definitely, definitely.”

自身のモチベーションの回復を以って、リは将来を楽しみにしており、確固たる気持ちで「次のシーズンには、必ず最高の私をお見せします。絶対に、そう、絶対にです。」

 

***

ジジュン選手は本当に惜しい選手だと常々感じていました。ショートはとても安定しているのですが、しかしフリーの後半でいつも体力が切れていたためミスが発生し、2つのプログラムを揃えるということがとても難しかったのです。

しかし、世界選手権のフリーにおける彼女は、未だスタミナ不足を完全に解消したとは言えないレベルではありますが、確実に持久力が進化しており、最後まで「表現し切る」ことができるようになるまであともう一歩というところまで来ていました。

さらに体力が増強され、最後まで表現し切ることができれば、それまで稼ぎ切れていなかった演技構成点が最大化されジジュン選手は新たなステージに登ることができるようになります。来季には「最高の私をお見せします」と本人も力強く宣言しています通り、今彼女は大きな転換期にいますので、是非ともこの勢いにのって、更に魅力的なスケーターになってほしいなぁと思います^^d

 

※再掲ですが、元記事のURLはこちらです。今回ご紹介させていただいた文章は全てではありませんので、興味を持たれた方は是非ともURLからアクセスしてみてください。

 - ◯フィギュアスケート, ジジュン・リー

たつまに
男でフィギュアスケートにハマってしまった学生。羽生結弦選手は、人間としてもスポーツマンとしても、尊敬している人物です。。twitterもしていますので、フォローしていただけると嬉しいです↓↓

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