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【重要】ロステレコム杯の凍結問題に関する情報をまとめました。 【宇野昌磨選手、田中刑事選手、松田悠良選手、村上佳菜子選手に影響の可能性】

   

 

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本日は、真面目な社会派記事です。

世界アンチ・ドーピング機関(以下WADA)の勧告により世界オリンピック委員会(以下IOC)がロシア選手団のリオ夏季五輪への参加の禁止を検討している、という話しはちらほらと耳にしたことがあるんじゃないかと思うのですが、どうやらこの影響が冬季競技であるフィギュアスケートにまで波及しようとしているようです。

具体的には、ロシア国内で開催が予定されているGPロステレコム杯、JGPサランスク大会の凍結の可能性が浮上しているのですが、今回はこの話題に関する周辺情報をまとめていきたいと思います。

 

1.ソチ五輪における禁止薬物の隠蔽問題

 

先述の通り、WADAはロシア陸連と政府のドーピング隠しに関する報告書を発表したわけですが、実は最新の冬季五輪、つまりソチ五輪におけるドーピングの使用状況も調査しており、その調査結果として発表された内容はとても衝撃が強いものでした。

調査チームは18日、ロシアが国家主導でドーピングを使用し、それを隠蔽していたとする報告を発表したのです。

この報告によりますと、第三者によって決して触れられることのない、ドーピング検査結果が保存された容器の中身がすり替えられた痕跡が複数発見されており、同調査チームを率いるマクラーレン氏は「調査結果には極めて自身がある」としています。

この調査結果を受けたIOCの会長を務めるトーマス・バッハ氏は、基本的には慎重な姿勢を保ちながらも「関与した選手や組織に厳しい処分を科すことも辞さない」としており、昨日19日に緊急理事会を開きました。

 

2.IOC臨時理事会の決定について

 

では、その理事会において一体どのような決定が為されたのでしょうか?時事ドットコムニュースによって報じられた内容から冬季競技に関係する部分を抜粋しますと、以下の内容が決定されたということになっています。

一、ソチ五輪に出場したロシア選手、役員、コーチについての再調査を実施する。

一、全ての冬季五輪国際競技団体はロシアでの主要大会の開催準備を凍結する。

 

上記の記事ではこの決定が適応される期間についての言及がありませんでしたので、IOCの公式サイトで文書の検索をしてみたところ、同様の内容を伝える記事が作成されていることがわかり、また期間に関する言及もありました。

3. Given the urgency of the matter the IOC EB has already taken the following provisional measures: 

Because of the detailed references to the manipulation of samples during the Olympic Winter Games Sochi 2014 the IOC asks all International Olympic Winter Sports Federations to freeze their preparations for major events in Russia, such as World Championships, World Cups or other major international competitions under their responsibility, and to actively look for alternative organisers.

These provisional measures apply until 31 December 2016. They will be reviewed by the IOC EB at its meeting in December 2016.

訳:

3.問題の緊急性を考慮し、IOC理事会は既に以下のような暫定的な処置を採用しました。

2014年ソチ冬季五輪における、ドーピング検査結果のサンプルのすり替えの詳細な照合のため、IOCは全ての国際的な冬季五輪団体が、ロシアにおいて世界選手権やワールドカップなど、その他主要な国際大会の準備をすることを禁止し、代替の開催組織(あるいは開催地)を探すように求めます。

これらの暫定的な処置は2016年12月31日まで適応され、2016年の12月のIOCの理事会によってこれらの処置を再検討します。

 

3.GPロステレコム杯、JGPサランスク大会が凍結の可能性。

 

上記で翻訳しました「全ての国際的な冬季団体」には、勿論国際フィギュアスケート連盟(ISU)も例外ではありません。

つまり、ISUが準備する、ロシア国内で開催される主要国際大会は凍結される可能性があるということになりますが、現状でそれに該当すると考えられるのは、GPロステレコム杯と、JGPサランスク大会の2つです。

JGPのアサインはまだ発表されていませんが(おそらく今回の問題が関係していたとされています)シニアのGPのアサインは既に発表されており、ロステレコム杯へエントリーしている日本人選手は以下の通り、複数人存在します。

  • 田中刑事選手
  • 宇野昌磨選手
  • 松田悠良選手
  • 村上佳菜子選手

こちらの情報によりますと、ロシアスケート連盟プレジデント、コーガン氏はISUからのロステレコム杯の代替地開催の通達は受けていないとされていますので、実際に凍結されるかどうかはまだわかりませんが、もし凍結されることになりましたら代替地開催というものは通常容易なものではありません(例えば、ロシアで開催できないとなれば、ロステレコム社がスポンサーを降りる可能性が考えられます)ので、中々大会日程の決まらない、宙ぶらりんな期間が続くという選手への悪影響が懸念されます。

 

4.これだけは避けたい最悪の事態

 

今回のケースですと、もしIOCから通達を受けたとしても「大会準備の凍結」に留まるものであり、大変な労力はかかりますが一応は大会が開催され、全ての選手が出場できますので、僕はまだ「最悪の事態」にはなっていないと思います。

その「最悪の事態」とは、やはりロシアの選手の国際大会への出場が禁止されることです。現状ではここまでに至ることは無いと予想していますが、リオ夏季五輪においてロシア選手団の出場の禁止が議論されていますように、今後の再調査の結果によっては冬季種目にも同様な判断が下される可能性がありますので、この問題はフィギュアスケートファンとしても無視することはできない、重大な問題だと思われます。

この問題につきましては、今後もブログ、記事下部のtwitterアカウントなどで発信していく予定ですので、よろしくお願い致します!

 

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たつまに
男でフィギュアスケートにハマってしまった学生。羽生結弦選手は、人間としてもスポーツマンとしても、尊敬している人物です。。twitterもしていますので、フォローしていただけると嬉しいです↓↓

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