今日も、明日もフィギュア脳

国内・海外問わず、フィギュアスケートに関する情報(特に男女シングル)や、海外の反応記事を書いています!

【動画】韓国のチャ・ジュンファン選手(14)の進化が凄まじい。JGP選考会のフリーでは4Sを降り、オーサーコーチも「平昌五輪で競える選手になるだろう」

   

 

SnapCrab_NoName_2016-7-29_1-4-58_No-00-compressor

 

韓国男子で今最も国内で注目を集める選手といえば、現在クリケットクラブに所属する14歳のチャ・ジュンファン選手でしょう。

ハイレベルな試合が展開された世界ジュニア選手権2016では初出場ながらも7位入賞を果たし、今後の成長が有望視されていた同選手でしたが、どうやら先日開催されたJGPの韓国代表派遣選手を決める選考会ではショート、フリー共に3Aを美しく降り、そしてフリーでは回転不足ながらも4Sを降りるという凄まじい成長を見せているということで一部で話題になっています。

今回はその演技動画(ショート&フリー)と大会後のオーサーコーチによるインタビュー、そして僕の個人的な感想を書いていますので、興味を持たれた方は是非とも続きを御覧ください。

 

✔まずは演技動画から

 

■ショート

sp_protocol

技術点:40.18 構成点:33.89 SP:74.07(1位)

 

■フリー

fs_protocol

技術点:69.29 構成点:68.22 FS:136.51(1位)最終順位:優勝

かくしてジュンファン選手はJGPの出場権を獲得しました。

 

ほ・・本当に14歳!!!?

これはこの演技を見た僕の素直な感想で、ジュンファン選手は去年とは比べ物にならないくらい成長していますね。

(昔書いた記事はこちら:韓国のチャ・ジュンファン選手 羽生結弦選手を思わせる演技動画に感動したという話

シニア基準で評価してしまいますと、あれ?そんなに点数高くなくね?みたいな感じに思われてしまうかもしれませんが、現状で14歳前後の選手で3Aを降りる選手はほんの一握りでして、日本で言えば同世代の選手として島田高志郎選手が活躍していますが、3Aは依然として高い壁として彼の目の前に立ちはだかっているという状況です。

少し前まではジュンファン選手も3Aや3Lz-3Tでパタパタと転倒していたイメージなのですが、クリケットクラブに正式に加入してからの成長の凄まじさたるや!助走もそれほど長くはありませんし、幅・高さともに本当に美しいですから同じ選手とは思えない程ですね。

しかもジュンファン選手はそれだけではありません。記事の導入で触れましたように、フリーではURこそとられましたが4Sをほぼ成功させています。今のジュニアのトップ選手でも4回転を試合で決め出すのはだいたい高校に入学してしばらく経ってからですから、これはめちゃめちゃ早い方だと言えるでしょう。

演技全体の評価としましても、厳しめに言えば(特にフリーでは)まだ高難度ジャンプに集中力や表現が持って行かれているような気がしますが、ジュニア世代には珍しいエレガントさや美しいスケーティング能力を持っていますので、フルパッケージ型の選手として今後の成長がますます気になりますね。

 

さて、そんなジュンファン選手ですが、実はブライアン・オーサーコーチからの評価もとても高いようです。

次の項では、オーサーコーチによる大会後のインタビュー文を紹介させていただきます!

 

✔オーサーコーチも「平昌五輪で競える選手になるだろう」と評価

 

※以下の文章は、こちらの記事の一部を日本語に翻訳したものです。

And now, the Canadian is hoping he has a future champion on his hands in South Korean teenager Cha Jun-hwan.

“We’re focused on continuing his progress and making the Olympic team,” Orser said 

現在、ブライアン・オーサー氏は韓国のティーン、チャ・ジュンファンに将来の王者になってほしいと願っている。

「我々は彼の成長を持続させ、五輪代表チームの一員に選ばれることに集中しています」とオーサーは語った。

“With the progress he’s making now, he’ll be really one of the guys to compete with,” the coach added.

「彼の現在の成長ぶりからすると、本命の選手の一人として、五輪で競えるようになるだろう」と加えた。

“The timing of peaking will be good for him. His age is going to be definitely an advantage (at the Olympics),” Orser said. “The way he’s progressing is really phenomenal. This year, at the junior worlds, he will turn a lot of heads, as he did last year. I think he’ll be poised to do really well at the Olympics.”

「ピーキングのタイミングもとても良いです。彼の(若い)年齢は間違い無く有利に働くでしょう。」とオーサーは語った。

「彼の成長のしかたは実に驚異的です。今シーズンの世界ジュニア選手権では、昨季でもそうでしたように大いに注目を集めることでしょう。私が思うに、彼は五輪で活躍する準備が整っているだろうと思います」

Cha shot to the top of the leader board Tuesday with 74.07 points in a clean short program, which included a flawless triple axel — the most demanding triple jump with a forward takeoff.

“Triple axel is pretty common for him,” Orser said of his pupil. “Last year at this time, he was just learning triple axel. Now, it’s pretty consistent. Quadruple salchow is also pretty consistent now. He’s also started landing quadruple toe loops. He gets to train with some pretty amazing quadruple jumpers, and he learns pretty quickly.”

チャは火曜日のSPで欠点の無いトリプルアクセルを決め、74.07のスコアでトップに立った。

「彼にとって、トリプルアクセルとは並のありふれたジャンプなのです」とオーサーは話した。

「昨年のこの時期はトリプルアクセルを習い始めたことでしたが、今や非常に安定しており、同様に4回転サルコウも安定してきています。また、彼は四回転トウも降り始めています。卓越した四回転ジャンパー達と共に練習することができていますので、習得のスピードが早いのです」

  Cha has had a growth spurt over the last couple of years. He went from 159cm in 2014 to 167cm last year, and then 171cm today.

Orser said “Cha has managed his growth really well” and has deftly handled problems that often accompany such a spurt.

“He’s developing into a young man now. He’s getting stronger,” the coach said. “There have been a few times during his growth spurt where we’ve had some issues. But he’s been very focused. Sometimes, we take a step backward and then take two steps forward. That’s kind of the plan for the next five or six years for him.”

チャはここ2年に渡って成長期を迎えているという。彼の身長は2014年の時点では159cmであったが、昨年には167cmになり、そして今や171cmとなった。

オーサー曰く「チャは成長期にうまく対処してきている」ようで、しばしば成長期に付随する問題に手際よく対応できているという。

「今、彼は若い青年になろうとしています。より身体が強くなってきています」とコーチは語る。「成長期の間、いくらか問題に直面することもありましたが、彼はとても集中できています。時折、私達は前進を辞めて一步後ろに下がりますが、その後に2歩足を前に進めるのです。これが今後5年、6年の彼の計画なのです」

**(翻訳はここまで)**

 

ジュンファン選手も171センチ!去年のこの時期はまだ160台中盤くらいだったような気がするのですが、今や羽生選手と同じ高さになっていますね。

日本人の感覚からすると中学でこれって結構高いよなと思うのですが、調べてみたところ、韓国は大陸にあることから男性の平均身長が日本のそれ(約170cm)よりも3~4cm程度高いとのことですので、もしかしたらそんなに珍しいことではないのかもしれませんね。

フィギュアスケーターであればほぼ必ず、成長期に伴う様々な問題に対処しなければならなくなりますが、インタビューを見るに上手くやれているということですので、ホッと一安心です。男子の場合、高校生に入れば身長の変化がぐっと小さくなりますのでこのまま上手く乗り切ってほしいです^^

 

 - ◯フィギュアスケート, ◯海外の反応, チャ・ジュンファン

たつまに
男でフィギュアスケートにハマってしまった学生。羽生結弦選手は、人間としてもスポーツマンとしても、尊敬している人物です。。twitterもしていますので、フォローしていただけると嬉しいです↓↓

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

■関連する記事はこちらです。