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【前半】ISUがパトリック・チャン選手の特別インタビューを掲載。膨大な量の文章からカナダ王者の「今」を知る。

      2016/11/16

 

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ISUによる『Featured interview』のコーナーと言えば、過去のボーヤン選手の回を思い出しますが、今回はパトリック・チャン選手にスポットライトをあてた特別インタビュー文が掲載されたということで話題になっています。

あまりの膨大な量に今回は前半の質問のみの翻訳に留めていますが、一つ一つの質問に対する受け答えに相当な熱量があり、読み応えがありますので、興味を持たれた方は是非続きを御覧ください。

 

✔パトリック・チャン選手の特別インタビュー【前半】

 

■元記事のリンク

■和訳の後半はこちら

 

Q:フィンランディア杯に参加することについてどのように思われますか?

Patrick:シニアBの大会に出場するのは初めてなのですが、実際にグランプリの大会に出ているような気分を味わえますので、興味深く、ワクワクしています。

普段なら最初の大会としてスケート・カナダに出場し、そこにはあまりプレッシャーをかけないようにしていたのですが、今回はフィンランディア杯で同じ事ができますので、少しばかり、より準備の整った状態でスケート・カナダに挑むことができます。

(いつものように)10月末まで待機するのではなく、(フィンランディア杯に出場することは)より早い時期の夏に体を絞るための強制力になっています。とても調子が良く、楽しいです。

 

Q:シーズンの初戦として、何故チャレンジャーシリーズの大会に出場することを決めたのですか?

Patrick:昨年も出場しようかと考えていたのですが、その時期はいつもジャパン・オープンに出場していましたので。ただ、今年はキャシーについての全ての問題が発生する前の時点で、フィンランディア杯に出場しようと決めていました。

といいますのも、特に今年は世界選手権がヘルシンキ(フィンランド)で開催されるからです。実際にそこへ行き、アムステルダム空港で飛行機の連絡の仕方や、どのように時差に対処したらよいかを知るのは効果的だと思います。現地に行く際にこれから何が起こるかを把握しておくことは、僕の身体、そして精神にとって良いシミュレーションになります。今のところ、これは本当に役に立っていると思います。

 

Q:現在、あなたはマリナ・ズエワとそのチームからコーチングを受けていますが、どのような考えで彼女達を選んだのですか?

Patrick:僕の前コーチ、キャシー・ジョンソンと僕は、夏の早い段階で、より競争力の高い選手や国際レベルのアイスダンスチームと一緒に練習するために、カントンに移りました。昔のリンクでは物事が単調になり、つまらなくなってしまいましたので、単純にもう少しエネルギーが欲しいというこことでそうしたのです。

というわけで、僕はキャシーが離脱したからカントンにいたというわけではなく、その前から既にいたわけです。マリナとキャシーは良い交友関係にありますが、それは今でも続いています。

キャシーに対して起こった全ての事は、当初は勿論困難を極めるものでしたし、そこにはいくらかの奮起奮闘もありましたが、これは4年間共に歩んできて、いつかは起こるだろうと予想されていた事でした。僕はキャシーととても近しい関係にありましたが、彼女が離脱した後は2週間自分で練習していました。

カナダスケート連盟のハイパフォーマンスディレクターであるマイクと話しをしたところ、連盟のみんなが僕が一人で練習することを勧めてきました。それは僕が今まで一度も自分だけで練習をする機会を持ったことがなかったからでした。僕は常に、毎日キャシーのレッスンを受けていたのです。この機会を得たことで、自分自身を実験したり教育する時間を手に入れることができましたし、他の誰かからの視線を感じることなくリラックスできました。

その2週間が終わりかけていた頃、カントンでマリナと一緒にコーチをしているオレグ・エプステインがちょっとしたレッスンを教えてくれるようになり、トリプルアクセルの矯正や4回転サルコウの習得を助けてくれました。僕はオレグと一緒に練習をすることが心地よく感じますし、とても幸せな気持ちです。僕達はよくコミュニケーションがとれていますので、そのおかげで意思決定が容易になっているのです。

ここから移籍したくない、他のリンクに行きたくない、既にその領域にまで達してしまいました。そして、マリナもマリナで、彼女は非常に賢明で、先見の明を持っていて、僕に必要なものを把握しています。スケートに関すること、もっと言えば、オフアイスや氷上練習に備えた準備で何をすべきかということでさえも、彼女の決断を信頼しています。本当に摩擦無く物事が進んでいます。

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それはマリナに対してだけではありません。彼女はコーチのチームも抱えていて、オレグ(・エプステイン)やジョニー(・ジョンズ)に対してもそうで、彼らは僕が大会で最善を尽くせるように協力してくれています。

僕はチームの雰囲気が好きです。本当に素晴らしいスケーター達がいて、練習をしている時も、大会へ行く時も幸せになれます。

 

Q:前コーチが離脱すると聞いて、どれほど驚きましたか?

Patrick:僕は極度に驚いたというわけではなく、「あぁ、なんてことだ!実際に起こってしまうなんて!」といった具合でしたので、どちらかといえばショックを受けたという感じでした。僕としては、後にではなく今それが起こって良かったと思っています。

二人にとって、それぞれが別の道を進むことが最善の策だと気付くのには多くの時間がかかりました。物事がどのような状況になってしまったのかを省みるのは難しくありません、何故ならそれは簡単なことだから。しかし環境や状況が変わることは、それは心地良くなかったり、挑戦が必要なことだったりしますので困難を伴います。僕にとっても、キャシーにとっても、あれは厳しいことで、今でもそうです。ただ、今の僕にはマリナやネイサン(・チェン)がリンクにいますので、練習に向かい易くなっています。

 

 

(次回に続く・・・)

 

*************

過去4年間を共にしたキャシーコーチの離脱が報じられた当初、僕はかなり心配していたものですが、パトリック選手の発言からはもしかすると今が一番前向きなんじゃないかとすら思う程のエネルギーを感じますので、カントンへの移籍は成功したんだなと本当に安心しました。。。

今回はフィンランディア杯までに何があったについてが中心の話題でしたが、次回はパトリック選手の新しいプログラムや今後の展望に関する話題が中心になっていますので、興味を持たれた方は是非とも次もお越しください。

 


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 - ◯フィギュアスケート, パトリック・チャン

        
たつまに
男でフィギュアスケートにハマってしまった学生。羽生結弦選手は、人間としてもスポーツマンとしても、尊敬している人物です。。twitterもしていますので、フォローしていただけると嬉しいです↓↓

Comment

  1. さっきー より:

    いつもみせてもらってます☆
    Pチャン、私も同様に感じました。今が一番本人写真でもよい顔してます。
    なんといっても昨期の4CCでいわば自己実現したのかなーと
    あれ以来すごくいい表情するようになったなーって

    あれがいろいろひとつの区切りになったのかもですね。

    あ、ついでですが、ステップのレベル4の解説、すみませんやっぱり難しくてよくわかりませんでした・・・

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