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【海外記事】『不動のフェルナンデスは、全ての挑戦者を相手にする準備ができている』

   

 

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現在5つの大会で「現王者」として君臨する男子スケーターとは一体誰でしょうか。そう、それは4月の世界選手権を以って二連覇を達成したハビエル・フェルナンデス選手です。

今回ご紹介させていただく海外記事Steadfast Fernández ready to take on all challengersでは、そんなハビエル選手の今後の予定や目標についてが掲載されていますので、和訳文に興味がある方は是非続きを御覧ください。

 

✓『不動のフェルナンデスは、全ての挑戦者を相手にする準備ができている』

 

※元記事のURLはこちらです。

 

■五輪王者の同僚

ハビエル・フェルナンデスは、彼の同僚――五輪王者のユヅル・ハニュウ――が世界で最も優れたスケーターとして広く認知されていることをよく分かっている。

クリケットクラブ――ブライアン・オーサーの下で二人の最高の男子スケーターが練習をする場所――でお茶をしながら彼と対面した時、私が、世界選手権を二連覇した現王者はハニュウではなく君だと口添えしたところ、彼は謙遜し、笑顔を浮かべながらこう答えた。

「ユヅルは凄く才能のあるスケーターだと思います。彼は凄い。本当に凄いんです」とフェルナンデスは語る。「もし彼の演技が上手く行ったとすれば、これは常に言い続けていることですが、彼に打ち勝つのは非常に困難です。凄く、もの凄く、厳しいです」

 

■新しい現実

ハビエル・フェルナンデスは、まさか自分が世界王者になるとは考えていなかった。彼はスケートの文化が根付いていない国の出身であり、そこには380万人の国民に対して一つのスケートリンクしか存在しなかった。彼が別の国(カナダ)に渡ったのも当然である。

「自分の人生の中で、ここまでのレベルで戦うようになり、世界で最も規模の大きい大会で優勝するなんて思いもしませんでした」フェルナンデスは40分近くの砕けた会話の中でそう話してくれた。会話中、彼のサインを求めて二人の子供達が近づいてきたが、フェルナンデスは「ごめんよ、今インタビューを受けているんだ」と断り、そして私にも謝った。

彼は19歳の時にスペイン選手権で初優勝を果たしたが、2010年のバンクーバー五輪では14位という結果に終わり、それが動機となってトロントへと向かうことになった。今や彼は、二つの世界選手権のタイトルに加え、欧州選手権四連覇の現王者でもあるのだ。

 

■安定と、優先度について

フェルナンデスは2015年の欧州選手権3連覇の後に経済的に安定するようになったちという。彼の実績によって、より沢山のアイスショーに出演し、より高額な出演料を要求できるようになったのだ。今年の夏は、彼はそれぞれ異なる3つのツアーに参加し、時折スペインの実家に戻ったり、日本ではガールフレンドのミキ・アンドウ、そして彼女の3歳の娘であるヒマワリと共に過ごしたりした。

「まだ働く必要がありますが、泣き言も言ってられません」とフェルナンデスは説明する。

トップレベルのフィギュアスケーターであっても財源は苦しくなり得る。今、フェルナンデスは少年時代の友達であるジョージと共に、スペインで他のアスリート達を徹底的に援助するためのエージェンシーを設立しようとしている。

 

とはいえ、今の所、ハビエルにとってもっとも貴重なものは資金ではなく、時間だという。フィギュアスケートにおいても、家族に対しても、ミキに対しても、それは全く足りていないようだ。

「スケーターのキャリアは非常に短いです。戦える時の時間を有効活用しなければなりません」と彼は語った。

ハビエルにとって、物事のバランスを取ることは重要であるが、しかしそれを維持するのは難しい。今や彼は五年もの間トロントをホームとしているが、それは、その他の全ての要素の上に立つ一つの理由があるからだ。それは「練習するため」である。

「これから先、例えば僕がまだ練習をしている時(現役時代)に、ミキがトロントに来て一緒に生活をする、というような大きな変化は一切あり得ないでしょう」とフェルナンデスは語る。「それは僕が求めていないからではなく、最優先事項がフィギュアスケートだからです。したい事をするのはその後になるでしょう。勿論、彼女も完全に理解してくれています」

 

■最大の目標

フェルナンデスは「王座防衛」について多くの話をしてくれた。2016年、彼は世界選手権王座を防衛したが、今季はスペイン選手権、欧州選手権、世界選手権、そして二つのグランプリ・シリーズの大会で優勝者としての防衛戦が待っている。グランプリ・ファイナルはその中には入っていないが、それは彼も十分に自覚している事である。

「僕は一度もグランプリ・ファイナルで優勝したことがありません」と彼は言う。過去2年銀メダルを獲得したが、そこで後塵を拝した人物はご存知の通りハニュウである。「この大会では素晴らしい演技をしたいです。初の金メダルが欲しい。僕のキャリアの中で今でも欲している二つのメダルがあるのですが、それはグランプリ・ファイナルと五輪のメダルです。僕は頑張ろうと思います」

フェルナンデスは声にして笑った。会話中、彼の笑い声を沢山聞いたが、目標についての話題では真剣そのものであった。その目標とは、どの色でも良いから五輪でメダルを獲得することであるという。

「それが、僕の五輪の唯一の目標です。とにかく、表彰台に立ちたい」とフェルナンデスは話した。「僕は必ずしも王者になれなくてもいい。勿論、もし物事が全て上手く行って、そうなれるのだとしたらそれ以上のことはありません。しかし、今のところ僕の目標は表彰台に上がり、メダルを獲得して、スペインに持ち帰ることです」

彼が表彰台を逃したのはソチでの出来事だった。フリースケーティングで規定回数以上のトリプルサルコウを跳んでしまい、二つ目のジャンプは無価値化されてしまったのだ。彼はそのミスで、1.18点の差でデニス・テンに銅メダルを渡すことになってしまった。

 

■「今」に集中する

彼は次の平昌五輪ではソチでのミスを正せればと考えるが、それは今季に注力していることではない。

「来る五輪については、それほど気にしてはいません」と彼は言う。「五輪について考えていると、次の一年にすることとして異なる選択肢が浮かんできます。また、僕には自分が何をしたいかということについて考えがありますが、日単位で見れば、頭の中を支配してはいません」

「僕の頭は今季の大会の事で一杯です。僕は全てと戦わなければなりません。タイトルは守りたいです。勿論、それは容易なことではないでしょう」

 

■心はここに

フェルナンデスにとって、あるいはアンドウにとって、楽な事は一つとして存在しない。二人は数ヶ月に一度程度しか会うことができない。

「彼女は僕が疲れている時、そして僕が話したい時やそういう気分じゃない時を分かってくれています」と言う。「彼女とはいい関係で保てています。自分がやっていることを本当に理解してくれる人を持つのは助かります」

彼が成し遂げようとしている事は、勝ち続けることである。それが、史上最も優れたスケーターの一人と戦うことになったとしても、である。

――『Steadfast Fernández ready to take on all challengers


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 - ◯フィギュアスケート, ハビエル・フェルナンデス

        
たつまに
男でフィギュアスケートにハマってしまった学生。羽生結弦選手は、人間としてもスポーツマンとしても、尊敬している人物です。。twitterもしていますので、フォローしていただけると嬉しいです↓↓

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