今日も、明日もフィギュア脳

国内・海外問わず、フィギュアスケートに関する情報(特に男女シングル)や、海外の反応記事を書いています!

【海外記事】『二人のメドベージェワ:大人と子供を同時に』

   

 

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-07-16-34-35

 

今回は海外記事のご紹介です。全勝でグランプリファイナル女子シングルへの出場を確定させたエフゲニア・メドベージェワ選手が、icenetworkの『The two Medvedevas: Skater at once grown-up, kid』でロングインタビューに応えています。

今季のプログラムについての話しからメドベージェワ選手の意外な事実まで、非常に面白い内容になっていますので、興味を持たれた方は是非続きを御覧ください。

 

✓『二人のメドベージェワ:大人と子供を同時に』

 

※元記事はこちら

 

icenetwork: 今季、あなたはパントマイムや表情の変化をプログラムに取り入れることで表現力を向上させました。これらについてはどのように取り組まれたのですか?

Medvedeva:そうですね、私はパントマイムや物真似をしていますが、ショートプログラムの冒頭には自分の声も使っているんですよ! 私としては興味深い点です。プログラムで自分の声を使ったスケーターはこれが初めてではないかと思います。これは私のコーチと振り付け師のアイディアです。とても創造的ですので、取り入れない手はありませんでした。ただ、パリ(フランス杯)では少し躊躇してあまり大きな声が出せませんでしたので、次からはもっと大きな声でいかなきゃと思っています。

 

(演技冒頭、写真を撮影してもらっているシーンでメドベージェワ選手は「merci beaucoup(フランス語で”ありがとう”)」と言っています。)

 

icenetwork: 昨年、あなたはシニアらしく滑ることに取り組んでいると私達に教えてくれました。今季のために注力したことは、やはり「演技」ですか?

Medvedeva: その通りです。演技面は大きな課題で今後も取り組んでいくつもりですが、それだけではありません。私はもっと自由な形で戦うことを目指しています。ファンの皆さんに楽しんでもらうために、私ももっと楽しむ必要があるのです。ショートプログラムはそういった目的で組み立てられました。

しかし、(現時点では)心を閉じ込めないとプログラムを披露することができません。これは好ましくありませんので、取り組んでいく必要がある事です。スケートは一筋縄ではいかないスポーツです。何をするにしても、簡単なことはありません(溜息をつく)。

 

icenetwork: とはいえ、あなたは、演技を見ている数千もの観客達の言葉を完全に失わせています。

Medvedeva: そうですね、わかります! 時折怖いと感じることもあるんですよ! ジャンプを跳ぼうとする時時は本当に静かなんですよね。その時、私はこう自問します。”みんなが黙っているのは、良いから?それとも悪いから?”と。

私が思うに、(SPの)曲が静かなものであることも関係していると思います。また、私の音楽は熱情的な部分もあるのでそれがプレッシャーになっています。

 

icenetwork: 役者との稽古は?

Medvedeva: 役者さんとの練習はしていません。コーチだけです。毎日、通り練習をひたすら繰り返しています。それぞれの通し練習で、曲かけ練習をした後すぐにパントマイムや物真似などをするのですが、これらは構成点に関係するので毎回練習する必要があるんです。

 

icenetwork: フリープログラムは、どのような設定なのですか?

Medvedeve: フリープログラムはとても劇的なストーリーで、私は心の中でそれを短い人生と考えています。こうすることで私は、ある劇的な一日を過ごした人物の人生を生きています。

朝、その人は大切な人――兄妹、配偶者等の彼女が愛する人――を「いってらっしゃい」と送り出します。彼女はその人が夜に戻ってくるものだと思っているので、とても上機嫌です。しかし、その日を過ごしていく内に、彼女はテレビとラジオのニュースで事態を把握します。朝贈り出した愛する人のフライトがハイジャックされ、帰らぬ人となってしまったのです。

 

icenetwork: 女優になろうと考えたことは?

Medvedeva: 考えたことはありますが、私はまず最初にコーチになって、その後はもしかしたら振付師になりたいと思っています。さらにその後は・・・・その内わかるでしょう! この先、もしかしたら考えを変えるかもしれませんし、そのままでいくかもしれません。数年前なんて、私は宇宙飛行士かデザイナーになりたいと考えていたんですよ!(笑いながら)

 

icenetwork: 振り付けに興味があるのですか?

Medvedeva: はい。私は踊る事が大好きです! ダンスは私に刺激をもたらしてくれます。自分のプレイリストの中にある音楽を聴くのも好きで、それに合わせて踊るのが楽しいです。私は週二回モダン・ダンスの授業があるのですが、それが大好きなんです! ヒップホップが一番のお気に入りですね。

 

icenetwork: どんな音楽を好んでいますか?

Medvedeva: 一番のお気に入りはK-POP、韓国の音楽です。また、一番大好きなグループはEXOですね。彼らからは本当に刺激をもらっています。

 

icenetwork: 彼らの音楽で演技をしたいですか?

Medvedeva: (一度も考えたことがなかったというような様子で)いいですね! そのうちあるかもしれません。

私は、ジャンルを問わず音楽を楽しんでいます。みんなは、K-POPだろうが, ヘヴィメタルだろうが, クラシックだろうが, モダンだろうが、ありとあらゆる音楽を感じることができます。

 

icenetwork: あなたの氷上のスピードは非常に印象的です。速いのは好きですか?

Medvedeva: 氷の上で滑っている時の風の感じや、髪がなびく感覚が本当に好きなんです。広々と滑っている感覚や、スピード感を強く感じます。

ただ、私はその他の乗り物には一切乗れないということを言っておかなければなりません。私は自転車に乗れませんし、インラインスケートすらできません。本当に、アイススケートだけなんですよね。

 

icenetwork: これは驚きですね! 何故ですか?

Medvedeva: 怖いんです! ローラースケートとか好きじゃないですね。ローラースケートで道を横切るのはぎょっとします。自転車も安定しません。ですから、私は無理です!(笑いながら)

 

icenetwork: 年々、あなたは自分自身のスケーティングの違う側面を開拓しようとしているように思えます。これはそういう計画なのですか?

Medvedeva: 私のコーチ、振り付け師、そして私自身が、私の”内なる世界”を開くための方法を探しているんです。

 

icenetwork: それはどういう意味ですか?

Medvedeva: (”内なる世界”とは)私自身の中にある、違った人格や可能性を指します。例えば、時折、私は二つの人格があるような気がします。それは、成長した大人と、子供です。前者の人格では難しいプログラムを理解し演じることができますが、一方で後者の人格は・・・・一日中アニメや漫画をみているといった具合です(爆笑)。

私のコーチ達は、自分以上に私のことを理解しています。なので、彼女達は私をとても多くのの側面から見ることができるんです。私は、彼女達を信じています。コーチが私に「あなたならタンゴを上手に滑れるわ」と言っている場面を想像してみてください。もし私が「無理です。ごめんなさい」と答えれば、彼女は私に、まず挑戦してみてからにしなさいと言うでしょう。そして、実際にやってみると、上手くいくんです。私はコーチを信じていますから!

 

icenetwork: パリの練習で、3Lz-3T-3Tを降りているところを目撃しました。今年、何か新しい技を練習してきたのですか?

Medvedeva: あれはプログラムのためのものではないです。遊びでやっていただけですね。そういったコンビネーションは練習拠点でやっています。

他のジャンプで言えば、私はまだトリプルアクセルには挑戦していませんが、昨シーズンの末にハーネス付きで4Sをトライしました。ただ、もしそのジャンプをなんとか降りることができたとしても、それはハーネス付きのジャンプであって自分のジャンプではありませんから、満足することはできません。

私には今季改善できるものだけでもたくさんあると思っています。正すべきミスがあれば、見直して、組み立てて・・・の繰り返しです。

 

icenetwork: どうしてそれほどスラスラと英語が話せるのですか?学校で学びましたか?

Medvedeva: 違いますよ! 学校ではほとんど数学、ロシア語、生物を勉強しています。英語はあなたであったり、大会の最中であったり、記者会見であったり、インタビューや友達との会話を通じていく過程だけで学んでいます。2年間、学校では英語の授業をとっていません! 私は話す時沢山のミスをしますが、あなたは私が言っていることを理解している様子なので十分だと思うのですがどうですか?

 

(インタビュー終了)

 

**************

 

メドベージェワ選手、自転車が乗れないとは意外でした(笑)僕からしたら、あのスピードでジャンプをバシバシ跳ぶ方がずっと怖いと思うのですが、やっぱり小さい頃からスケートをやってきた人の感覚は違うということなんでしょうか。

(昔、ウルルン滞在記のとある回でロシアの都市部(特にモスクワ)では自転車に乗る人が皆無だと言っていましたので、もしかしたらロシアでは自転車に乗れない事は珍しくはないのかもしれませんが)

今回のインタビューはメドベージェワ選手の人間味のある部分が知れてとても良かったです。グランプリファイナルの開幕も目前ですが、是非とも頑張って欲しいところですね^^

 

 

 - ◯フィギュアスケート, エフゲニア・メドベージェワ

たつまに
男でフィギュアスケートにハマってしまった学生。羽生結弦選手は、人間としてもスポーツマンとしても、尊敬している人物です。。twitterもしていますので、フォローしていただけると嬉しいです↓↓

Comment

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

■関連する記事はこちらです。